大門出張ぎっくり腰｜ぎっくり腰専門ユークル整体院

国家資格者が緊急対応します。年中無休、危険な兆候である馬尾障害について。会陰（肛門・睾丸・生殖器まわり）の痺れや痛みなどの症状を訴えるときには脊髄の一部である馬尾が障害されている可能性があり自然治癒が得られないこともある。類似した症状に長時間のイスの圧迫による血行障害がある。立ち上がって足踏みをしたりと血流を保つことで緩和されることもある。腰部椎間板ヘルニアなど腰部の疾患に随伴して生じるケースには注意

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危険な兆候である馬尾症状について

さて、本日は危険な兆候である馬尾症状についてお話させていただきたいと思います。ときおり整体にご相談をいただくことがあるものの中で『最近睾丸やお尻の周りなど性器付近（外陰部・会陰）に痺れや痛みなどの違和感があるのですが？』という内容がございます。こういった症状をお持ちになられている方に注意していただきたいものが馬尾症状になります。

腰椎椎間板ヘルニアなどの腰部の疾患でみられる兆候の一つ

この馬尾症状なのですが何に注意が必要なのかと申しますと、一番気をつけるべきは腰椎椎間板ヘルニアなどの腰部の疾患で生じるものであるということに注意が必要です。多くの方がそういったことを知らずに、最近『睾丸や肛門周囲がちょっと辛いな・・・なんだろう？』ぐらいに思われております。こういったものであって相当症状が進行するまで実生活に支障を来たさぬことがありますので手遅れになってしまったりＥＤなど取り返しがつかなくなってから相談をされることもあるのです。

馬尾とは背骨の神経の幹のこと

では馬尾とは何なのでしょうか？これは皆様の背骨の神経のことであり脊髄と呼ばれる神経の幹のことであると思っていただけると良いでしょう。実際には脊髄と馬尾の違いは何なのか？ということに関してはここでは割愛しますが、専門家でないのでしたら同義であるとお考えになっていただければそれで十分だと思います。神経の幹に当たる脊髄が障害されているのだと思ってください。

神経の幹の障害は枝の障害よりも深刻であり自然治癒は望めず

この幹の障害というものは何がやっかいなのかと申しますと神経の１本１本の枝が一時的に障害されてしまったり、正座のときに足が痺れるようなものとはことなり、時間が経過しても自然治癒が望めないことがあるということです。ですから『なんだろうか？』、『放っておけばそのうちに治るのでは？』と思っているうちに症状が進行してしまい収集がつかなくなることがあるのです。

除外して考えるべきもの、イスの坐面の圧迫

次に、この症状から除外して考えるべきものについてお話させていただきますと、似たような症状を呈するものにイスの坐面の圧迫が挙げられます。正座で足が痺れるのと同様で会陰部分がイスの坐面に強く圧迫することでこの部分に痺れなどを来たすことがございます。

立つ時間を意図的に増やしたり、立ち上がって足踏みをするなど血流を保つ工夫をする。

ではこのような症状を軽減するためにはどうしたら良いのかと申しますとイスの座面が直接の原因であると判断できる場合には座って過ごす時間を少しでも減らして立っている時間を増やしてみたり、デスクワークなどをしているのであれば小まめに立ちあがってその場で足踏みをするなど会陰にめぐる血流を保つように工夫をしていただくと良いでしょう。これらのことをお試しになってみても症状が軽減しないものでは本格的に馬尾が障害されていることがありますのでいち早く専門家の元を受診されるようにすると良いでしょう。